ChatGPT関連銘柄はどれ?AI関連FRONTEOの将来性を探る
「Chat GPT」というサービスが話題になっています。
「Chat GPT」とは米国のオープンAI社が手掛ける次世代AIチャットボットで、質問や要望を入れるとAIが自動で回答してくれるサービスです。
開発元のオープンAIは2015年にイーロンマスク氏らによって設立されました。
イーロンマスクと言えば、テスラやスペースXの創設者でもあります。
今回のChat GPTといい、イーロンマスク氏の手掛ける会社の話題性に毎日驚かされるばかりです。
2022年11月下旬にローンチされたサービスですが、2か月程度で月間アクティブユーザーは1億人に達したそうです。
この速度はインスタやTikTokを上回る歴史的な速さ。
全世界中で注目されています。
Chat GPTが注目されたことによって、再び人工知能・AIに注目が集まっています。
その波は株式相場にも押し寄せるでしょう。
元々AIはロングテーマであり、今回のChat GPTを契機にAI銘柄が物色されるかもしれません。
そのため先取りして、今回はAI関連企業のFRONTEOについて取り上げたいと思います。
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FRONTEOについて
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FRONTEOは独自開発のAIソリューションを提供するAI企業です。
AIの中でも、言語系/ネットワーク系AIを手掛けています。
特に自然言語のAIを得意としており、不正文書の検知システムがメイン商材にあります。

顧客としては企業は勿論、医療機関や官公庁など幅広いクライアントと取引しています。
最近では医療分野に注力しています。
以下は実際に取り組んでいる一つの具体例です。

今までの蓄積データをAIに学習することで、発生時期やタイミングを事前に予期し、骨折発症を未然に防止するというサービスです。
予測的中率は80%以上と高確率であり、今後の予防医療分野での活躍に期待が出来そうです。
2024年以降の発売を予定しているそうです。
また、AIを活用した創薬支援にも取り組んでいます。
AIを用いて人では気付けないメカニズムの発見や、数十万の論文を集約して新薬のヒントの発見に役立ちます。

上記2つのサービスは2020年に販売されて以来、業績に寄与しています。
また創薬支援においては、大手製薬会社や東京工業大学と共同研究しており、今年度中の案件化を掲げています。
しかし、医療事業の業績は鈍化しています。
以下、医療事業の四半期ごとの売上推移ですが、昨年対比で減少しています。

前述したサービスのローンチがあり、FY21から医療事業は急成長しているものの、前期4Qをピークに減少傾向にあります。
案件ベースでの計上なので売上の変動性が高いですが、2Q連続で鈍化しています。
利益が鈍化するのであれば、売上を伸ばすためや研究開発費などの先行投資て理解できるのですが、売上鈍化は懸念が残ります。
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業績推移
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続いて直近決算を確認したいと思います。
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- 売上▲33%、赤字拡大
- 全事業において減収減益
- 通期予想を下方修正
AI関連として将来性は高いですが、足元の業績はかなり厳しいです。
下記は四半期推移ですが、売上/利益ともに悪化しています。

特に主力であるリーガルテックAI事業の売上が大きく落ち込んでいます。
AIソリューション事業も成長基盤であるにも関わらず、減収減益となっています。
2事業ともに、売上の伸び悩み要因は大型案件の減少です。
今3Qは赤字拡大となっていますが、来期の売上回復に向けた営業体制を整える費用に充てているとのことです。
昨年比で落ち込んだ売上を回復することが急務と言えるでしょう。
案件回復に向けた先行投資として営業体制の強化を挙げていますが、営業体制に原因があるのでしょうか。
営業体制の強化が売上回復に直結するのか、引き続きQ単位の売上推移を確認したいと思います。
なお、3Qの決算を踏まえて通期業績を下方修正しています。

減収に加えて、黒字予想が大幅赤字になってしまいました。
4Q見通しも考慮した下方修正のため、4Qも大型案件は少なく昨年比で減収減益になることが見込まれます。
下方修正の要因は営業体制強化の費用計上ですが、明らかな売上回復に繋がるか不透明です。
この内容では投資家として見通しが立たず、買いづらいでしょう。
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今後のFRONTEOについて
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今後FRONTEOはどうなるでしょう。
足元の業績は悪く、少なくとも今期に業績期待で株価が上がることは考えにくいでしょう。
しかし、Chat GPTの登場によって、『AI』という息の長いテーマが再注目され始めているのも事実です。
業績は悪いですが、FRONTEOが手掛けるAIプロダクトは特許を取得していたり、官公庁や医療機関と協業するなど注目されています。
そのため、AIテーマとして物色されることがあれば、間違いなくFRONTEOも注目されるでしょう。
株価は悪決算を受けて、大きく下げています。
業績推移は来期期待ですが、AI関連として注目していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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