【気付いたら僕は、釣り”童貞”だった。】 » 弁慶の投資チャンネル

【気付いたら僕は、釣り”童貞”だった。】

 

趣味の釣りについて記事を書く。

もうプライドなんて捨ててやろうではないか。

 

 

趣味の釣りと書いたが、そもそも釣りをしているのかもわからない。

今日までに数千回ルアーを投げ、数万回は糸を引いてきた。

しかし、これは『釣り』なのだろうか。

 

 

釣った魚を記録する釣り日記として期待してたら、ソッと閉じてほしい

残念ながら、釣った魚や釣り場ポイントを公開する有益な釣り日記ではない。

 

この日記は釣りを始めて9か月経つのに、何にも釣れない僕の”記録””しくじり”を綴っている。

 

 

この記事は、これから釣りをはじめようとしてる人に読んでいただきい。

そう、僕のような悲劇を生み出さないために..。

 

※僕は釣り人ではありません。ただルアーを投げて糸を引いている人です。

 

 

釣りとの出会い

思えば、この日が悪夢の始まりだった。

 

2021年元日、友人に釣りに誘われた。

田舎出身なこともあり、元々自然が大好きなので、釣りの誘いを快諾した。

 

 

友人も始めたばかりとのことで、彼も初心者だった。

正直彼も僕も釣りを舐めていた。

 

『魚なんか余裕で釣れるだろww』

頭の中では『どうぶつの森』が浮かんでいた。

 

※余談だが、『どう森』は釣りのイメージを錯覚させる。

ゲーム内では簡単に釣れるがゆえに、現実でも簡単に釣れると思わせるのだ。

1つだけ言わせてもらうが、現実はあんなに甘くはない。

 現に僕は9ヵ月も釣れていない。 

 

 

こうして軽い気持ちで釣りに臨み、2021年の1週間は釣りにささげたが、一匹も釣ることが出来なかった。

 

 

『元旦休みを捧げて、何も釣れない…?』

負けず嫌いな僕のスイッチが入った。

 

 

こうなったら釣れるまでやめられないのが僕の性格。

 

こうして僕の釣りLifeが始まった。

 

 

あれ、釣れない…??

 

まずは釣り用の釣り具を購入した。

 

僕が始めたのはルアー釣りといって、魚に似た玩具を魚のように泳がせる釣り方だ。

餌釣りと違って静的な釣りではなく、動的な釣りスタイルなのが面白かった。

 

また、ルアーの種類レンジ調整ロットアクションなど、釣るための様々な要素があるのも個人的には面白かった。

レンジとは
水面から底までの層のこと。

 

 

こうしてルアーなど釣り具には金を費やし、テクニックは雑誌や動画で勉強した。

キャストもだいぶ上手くなり、ほかの釣り人からも褒められるなど自信があった。

キャストとは
ロッドを振って、ルアーやフライなどの仕掛けを飛ばすこと

 

『あぁ~こりゃ釣れるわぁ~』

と自分に酔いしれながら、釣りの様子をSNSに載せていた。

 

 

 

だが、釣れなかった。

待てども待てども、魚はかからない。

 

 

しかし、僕はあきらめない。

良くも悪くも、諦めが非常に悪い。

カスタマージャーニーならぬフィッシュジャーニーを練ることで、おさかな様がいる場所を分析した。

 

 

また、釣れない理由は外部環境に問題があると確信していた。

そこで外部環境の穴を一つずつ潰していった。

 

『季節が悪い!!』

→ハイシーズンが過ぎた。

 

『東京湾は魚が少ない!』

→千葉や静岡に遠征した。

 

『ルアーが悪いんだ!』

→一番釣れるルアーを使用した。

 

『ルアー釣りは難しいんだ!』

→友人がルアーで釣りあげた。

 

『そうか魚運がないのか…』

→魚運を運ぶネックレスを購入した。

 

 

あれ…..???

もう、言い訳できる外部要因がなかった。

 

僕は挫折した。。。

 

『継続は力なり』

 

僕はこの言葉が大好きだ。

今までも『継続力×執念』で、大半のことはこなしてきた。

少しでも成果が出れば諦めない、それが自分の強みだと感じていた。

 

 

しかし、そんな僕も挫折した。

なんせ9か月が経過しても、成果が何にもない。

釣れるのは毎回ルアーについたゴミ海藻

正直、悔しかった。

※海藻を釣る僕。子供に笑われた。

 

 

SNSに載せていた投稿も恥ずかしくなった。

正直釣れる前提での『釣れない』投稿だ。

釣れなければ、ただの 『釣れます』詐欺 だ。

そして、途中からただの夜景アカウントになった。

 

 

そして今回、僕は記事を書いた。

それはなぜ釣れないのか、本当の理由を言語化し、明確化するために。。

釣れない理由は勿論、自分自身にあった。

 

 

 

釣れない本当の理由

さて、釣れない本当の理由を話そうと思う。

今回はプライドを捨てて、包み隠さず話していく。

 

 

僕が釣れない本当の理由は

以下3点だと思う。

  • 小魚や餌釣りをバカにする
  • テクニックでマウントをとる
  • 釣りを舐めている

 

順を追って解説していこうと思う。

 

 

小魚や餌釣りをバカにする

僕は小魚や餌釣りをバカにしてた。

始めたての頃は本当にバカにしていた。

 

『漢なら大物にこだわれ!』

 

こう思って餌釣りで小魚を狙う釣り人をバカにしていた。

 

大物を釣れば、この言葉に重みがあるだろう。

でも僕は大物どころか小魚も釣れない。。。

 

僕の周りの優しい友達が

『まずは釣り堀から始めたら?』

『まずは餌釣りして自信つけなよ!』

と、よく言ってくれる。

 

毎回僕は

『小魚?餌釣り? ダセェ!!』

と嘲笑っていた。

 

 

でも、本当は怖かった。

『もし釣り堀でも餌釣りでも釣れなかったら?』

と考えるだけで膝がガクガク震えて、漏らしそうになっていた。

僕は小魚や餌釣りから逃げていたのだ。

 

僕はダサい。

 

それでも構わない。

この日記を境にプライドを捨てて、新しい釣り人として生まれ変わる。

そんな覚悟の日記なのだから。

 

 

テクニックでマウントをとる

僕は昔から知識を詰め込む系は得意分野だった。

得意科目は「日本史」だった。

 

そのおかげもあり、釣りに関する知識だけは身につくのが早かった。

釣りにも様々な釣り特有の用語があったり、ルアー釣りには様々なアクションがある。

 

そしてその知識やテクニックだけに満足していたのだ。

 

釣れたこともないのに、玄人感を出すような装備を購入して周囲のアングラーにテクニックを見せつけていた。

アングラーとは
釣り人のこと

そして知識だけの中身を伴わない釣り用語を披露してた。

 

職場にもいるだろう。

『アグリー』とか『バッファ』とか日本語でも伝わるのに、あえてカタカナでビジネス用語を使いまくる社会人が。

 

それと全く同じだ。いやそれ以下だ。

なんせ実績が何一つない。

実績がない素人が知識やテクニックに満足していたのだ。

冷静に考えて釣れるはずがない。

 

 

釣りを舐めている

釣りは人間にとっては娯楽の一種なのかもしれないが、魚にとっては生死の戦いだ。

 

魚は命懸けなんだ。

釣りをするのであれば、本気で向き合わないといけないと思っている。

 

今までの自分は釣りを舐めていたんだ、と思う。

 

魚が釣れる時間は、朝まづめと夕まづめといって朝5時頃夜23時以降だ。

また、潮目なども気にかけて絶好のタイミングを狙うのが基本だ。

 

それなのに僕は、ほぼ朝まづめや夕まづめの時間で釣りができていない。

※書きながら、自分の知能がサル以下であることを自覚した

 

こんなに舐めていては釣れるはずがない。

神様も見ているのだろう。

何事も楽して手に入れることはできないのだ。

 

釣れなくて同然だ。

 

 

 

心機一転

ここまで読んで、自分の釣りレベルがいかにミジンコクラスであるか理解できたと思う。

 

しかし、この記事を経て、心機一転を図りたい。

自分の弱さを見つめなおすんだ。

もう無駄なプライドは捨ててきた。

 

 

最後に今後の目標について述べたい。

今掲げている目標は

『今年中にシーバスを釣り上げる』だ。

 

正直、難易度の高い目標かもしれない。

しかし、今回書いていく中で、釣れない理由がよく分かった。

 

まずは小魚一匹

釣ることにこだわりたい。

いきなりラスボスが倒せないのと同じで、大物も釣れない。

まずはコイキングのような 自分の身の丈に合った 魚を釣ることが大切だ。

 

そうだ。俺はコイキングだ。

技も何もない。

 

小さなことからコツコツ頑張っていこう。

次の日記は自分が釣った魚を載せたい。

 

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