【ポスト黒田総裁は誰に!?次期日銀総裁の候補者3人を分析】

 

 

日本銀行が12月の政策決定会合にて10年国債利回りの変動幅を従来の±0.25%→±0.5%へと実質”利上げ”したのは大きなサプライズとなりました。

 

日本国内でも1月CPIは4.0%とインフレ率は40年ぶりの上昇を記録しています。

それでも大規模な金融緩和を続ける日銀政策にマーケットの注目を集めています。

 

 

インフレを抑えるために利上げしたい一方で、様々な要因で利上げするのが困難である日本の金融政策。

しかし、今後の難しい舵取りは日銀新体制へと委ねられます。

現副総裁は3月、黒田総裁は4月にて任期終了となるからです。

 

[su_panel background=”#ecfeff” border=”2px solid #9ce5fa” shadow=”0px 0px 0px #eeeeee”] [su_icon icon=”icon: search-plus” background=”#ffffff” color=”#6de3fa” url]金融政策における課題[/su_icon]
  • 過度な円安
  • 国内のインフレ率上昇
  • 2%の安定的な物価目標達成の先送り 
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問題山積みの金融政策で、リーダーシップを取る総裁は誰になるのか!

今回は次期日銀総裁の候補者をご紹介します。

 

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日本銀行の総裁について
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まずは日銀の総裁について簡単に解説します。

 

前提として、日本銀行は国債発行や為替介入といった国の資金や金融政策に関わり、物価と金融システムの安定を目的としています。

日本銀行の意思決定は、年8回の日銀政策決定会合によって、日銀の政策が定められます。

この年8回の日銀政策決定会合で利上げや金融緩和策が定められています。

 

アメリカにおけるFOMCに該当するよ!

 

そして総裁とは、日本の金融政策を定めるリーダーです。

日銀の総裁は内閣によって任命され、国会によって承認されるので、次期総裁は岸田総理の意向を反映する人物が有力視されると言えます。

すなわち、岸田首相の金融政策に対する考えを探る必要性があります。

 

岸田首相の動向を探るヒントは過去にありました。

昨年、政府が日銀の次期審議委員として高田創氏を提示したことです。

 

高田創氏とはマーケットに精通し、市場では大規模な金融緩和の推進を支持した「リフレ派」ではなく、「非リフレ派」として知られています。

岸田文雄首相がリフレ派ではない専門家を起用したことは、岸田首相が現状の金融緩和に前向きとは言えない姿勢を示していることが分かります。

リフレ派とは
金融政策や財政政策を実施することをリフレ政策といい、 こうした政策を推進しようとする人々をリフレ派と呼びます。逆に反対する人々を非リフレ派と呼びます。

 

岸田首相の意向を確認したところで、次期総裁の候補者を見ていきましょう。

現状、次期総裁として有力な候補者は以下3名です。

【雨宮正佳氏・中曽宏氏・山口広秀氏】



其々の候補者について解説していきます

 

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総裁候補者まとめ
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次期総裁候補1:雨宮正佳氏

雨宮正佳氏は日銀の現副総裁です。

 

安倍政権下で国債購入の上限撤廃を始め、現日銀における金融政策の企画・立案を担っています。

財務省の関係者からも「黒田総裁に推されるのは雨宮氏」という声も上がっており、有力候補と見られています。

 

現日銀での雨宮副総裁は黒田総裁の政策に賛成しており、金融緩和を継続する必要性を説いています。

雨宮氏が次期総裁となれば、黒田氏同様に金融緩和を継続していく可能性が高いと言えるでしょう。

 

 

次期総裁候補2:中曽宏氏

中曽宏氏は日銀の元副総裁で、2013年から2018年まで副総裁を務めていました。

 

国際的な金融政策に実績があり、特にリーマンショック以降の世界的な金融危機への対応に実績があります。

リーマンショック時には日銀幹部として深く関与していました。

そのため、世界的な金融情勢の不安定化の現状を鑑みて、「国際的な実績のある中曽氏がより効果的に対応できるのでは」という声も上がっています。

 

中曾氏は「アベノミクスは財政と金融政策に負担が掛かり過ぎた」と発言しており、政策見直しのタイミングは雨宮副総裁よりも早いと言えそうです。

 

 

次期総裁候補3:山口広秀氏

山口氏は2008年から2013年まで副総裁を務めていました。

リーマンショックなどの経済混乱に対応した人物であり、中曾氏同様に金融危機への対応に実績があります。

 

山口氏は次期総裁として急浮上した人物です。

ブルームバーグが報じています。

 

山口氏は日本でも高インフレが継続する可能性があると指摘したうえで、インフレ予想の過度の高まりを未然に防ぐため、日銀が10年金利目標の引き上げなどYCCの修正を検討する可能性があると述べています。

※インタビュー記事はこちら

 

山口氏はアベノミクス前に舵を担っていた人物であり、大規模な金融緩和をもたらしたアベノミクスとは距離があります。

そのため岸田首相が山口氏を指名した場合、アベノミクスとの決別=金融政策の大規模修正というメッセージ性がありそうです。

山口氏が総裁となれば、現在の金融政策から大きく舵を変更するかもしれません。

 

岸田首相が次期審議委員として”非リフレ派”を選んだ過去からも、岸田氏が山口氏を指名する可能性はあり得るでしょう。



 

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今後のスケジュール
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最後に今後のスケジュールです。

[su_panel background=”#ecfeff” border=”2px solid #ecfeff” shadow=”0px 0px 0px #eeeeee”][su_icon icon=”icon: hand-o-right” background=”#ffffff” color=”#75f8ff”]スケジュールまとめ[/su_icon]
  • 2/10:政府、総裁人事案提出
  • 3/9,10:金融政策決定会合
  • 4/27,28:金融政策決定会合
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まず2/10に政府が日銀の正副総裁3人の後任人事について国会に提出する予定となります。

そのため、まずは2/10の人事案に注目です。

 

山口氏の名前が挙がれば、サプライズとなり円高&株高を誘発する可能性がります。

 

そして3/9,10に黒田総裁が総裁を務める最後の政策会合があります。

1月の会合で「長期金利の変動幅は拡大不要」と発言したことから、政策修正はないでしょう。

 

注目は4/27,28の新体制での政策会合です。

市場参加者は新体制下での政策会合で、YCCの上限引上げ全面撤廃を予想しています。

 

新体制下での政策会合は世界中から注目を集めると思います。

為替および相場が大きく動くと思いますので、4月に向けて事前準備が必要です。

 

 

 

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今後の相場戦略
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ここからは完全に個人的見解です。

個人的には4月で政策修正する可能性が高いため、4月に向けて銀行株を仕込んで待ちたいと思います。

 

政策修正で銀行株を仕込むべき理由については、下記記事にて記載しているので興味あればご参照ください!

 

 

 

2月、3月、4月と重要イベントが盛りだくさんです!

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最後までお読みいただきありがとうございました。

 



 

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